2009.05.18
CentOS5.3にEucalyptus1.5.1をインストールしてみた
Eucalyptus1.5.1のCentOS5.3用パッケージをインストールしたときのメモメモ。
0.環境
Intel Pentium 4 2.0Ghz CPU
879MB Memory
CentOS 5.3
Eucalyptus 1.5.1
xen 3.0.3
すべて一台にインストール
Cloud Controller (eucalyptus-cloud)
Cluster Controller (eucalyptus-cc)
Node Controller (eucalyptus-nc)
Gather Log (eucalyptus-gl)
1.仮想環境の構築
1.5.1はxenかKVMが選択できるとのことだが、xenのほうが好き。
気にせず進めたらlibxenstore.soが必要とか言われたので、関係ありそうなのとりあえずまとめてぶちこんだ。
# yum groupinstall Virtualization
# yum install xen-devel xen-libs
/boot/grub/grub.conf
を確認してデフォルトでxenが動くように。
そして再起動。
2.パッケージの取得
公式サイトからCentOS用パッケージの取得。
http://open.eucalyptus.com/downloads
うちの構築環境はヘボPCだったため、i386版のeucalyptus-1.5.1-centos-i386.tar.gzをダウンロード。
# wget http://open.eucalyptus.com/downloads/89
展開。
# tar xzvf eucalyptus-1.5.1-centos-i386.tar.gz
準備完了。
2.サードパーティアプリのインストール
# cd eucalyptus-1.5.1-centos-i386
# cd eucalyptus-1.5.1-rpm-deps-586
# rpm -ivh *.rpm
# cd ..
特に問題なく通るはず。
3.本体のインストール
# rpm -ivh *.rpm
うちは足りないものがあった。
dhcp is needed by eucalyptus-cc-1.5.1-1.i386
ant is needed by eucalyptus-cloud-1.5.1-1.i386
ant-nodeps is needed by eucalyptus-cloud-1.5.1-1.i386
java-sdk >= 1.6.0 is needed by eucalyptus-cloud-1.5.1-1.i386
必要らしいのをまとめてインストール。
# yum install dhcp ant ant-nodeps java-sdk
そして再度インストール。
# rpm -ivh *.rpm
今度は通った。
4.インストール、そして・・・
以下のパスにインストールされてるはず。
/opt/eucalyptus
起動時に自動起動は設定されてるかな。
# chkconfig –list eucalyptus-cloud
# chkconfig –list eucalyptus-cc
# chkconfig –list eucalyptus-nc
もしoffになってれば設定。
# chkconfig eucalyptus-cloud on
# chkconfig eucalyptus-cc on
# chkconfig eucalyptus-nc on
クラウドのフロントエンド管理画面は
httpsがポート8443
httpがポート8773で待ち受けている。
ファイアウォールの設定してあれば修正。
今は面倒なので停止。
# /etc/init.d/iptables stop
管理画面が開けばインストール完了。
https://[server ip address]:8443/
デフォルトのユーザ名とパスワードは
admin/admin