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2009.06.05

Amazon EC2でX Window (VNC)

Amazon EC2のLinuxでX Windowを使うべく設定。

最初はX11 fowardingでなんとかなるんじゃないかと思ったんですが
うまくいかなかったです。。。

そんなわけでVNCに逃げ。

テストにはamazon公式のfedora8(32bit) v1.08を使用しました。

1.インストール
必要パッケージをさくっとインストール。

# yum install vnc-server
# yum groupinstall “X Window System” “GNOME Desktop Environment”

とりあえず一度vncserverを起動させてパスワードと設定ファイル作成。

# vncserver

設定ファイルの修正。
/root/.vnc/xstartup

xterm -geometry 80×24+10+10 -ls -title “$VNCDESKTOP Desktop” &
twm &

をコメントアウト。

exec gnome-session &

を追加。

vnc serverを一度止めて

# vncserver -kill :1

再起動

# vncserver

これで使えるようになります。

ポート番号の話だったりは適当にその他vncの解説を見てください。

2.トラブル発生と対応
ただこのままだと再起動をしたりAMIに保存して起動させようとすると
カーネルパニックが起きました。

Kernel panic – not syncing: Attempted to kill init!

ログを読んでみると原因はSELinuxの様子。

デフォルトではSELinuxは無効になっているんですが
“X Window System”をインストール時にSELinuxのポリシーがインストールされて有効になります。
このロードに失敗して起動中止しているみたいです。

そんなわけでSELinuxを無効化。
/etc/selinux/config

SELINUX=enforcing

SELINUX=disabled

に変更。

これで再起動可能になりました。

2009.06.04

OpenNebula 1.2 をインストールしてみた

Eucalyptusからちょっと浮気してみる。

ということで
クラウドっぽい仮想マシンクラスタ管理ツール
OpenNebula
をインストールしてみた。

1.CentOS5.3で挑戦。
依存関係のパッケージが地味に多い。

ruby >= 1.8.5
sqlite3 >= 3.5.2
sqlite3-dev >= 3.5.6-3
sqlite3-ruby
libxmlrpc-c >= 1.06
scons >= 0.97
g++ >= 4

yumで入るものはそれでいいんですが
インストールマニュアルによるとCentOSのみ

scons
xmlrpc-c
sqlite

はソースから入れろとのこと。

それぞれソース拾ってきてインストールしたんですが
sconsが何やらエラーを吐くので中断。

2.Ubuntu9.04で挑戦

# apt-get install opennebula

インストール完了。

Σ(´д`;)

Ubuntu9.04のサーバ版はOpenNebula 1.2がそのまま提供されてました。

3.感想
Debian系が苦手なのでUbuntuも食わず嫌いだったのですが
クラウド技術に関して言うとFedoraよりも全然先進的に取り組んでる印象。
すごいですなー。

しかしapt-getだけでインストール終わってしまうのもつまんないす。。。

2009.06.01

Eucalyptus 1.5.1 を使ってみたらネットワークがつながらない

eucalyptus-cloud, cc, ncを全部入れてあるサーバマシンですが
放置しているといつの間にかネットワークが切れてました。

確認してみるとIPが無い。
サーバのくせにDHCPでもらってるんですが。
とりあえずnetworkをrestartさせてIPもらえないか確認。
すると

Determining IP infomation for eth0… [failed]

になってしまいました。

/var/log/messagesを見ると
DHCPDISCOVERを繰り返してNo DHCPOFFERSを受信。

イミフなので再起動。

起動中・・・IP普通にもらえた。
起動後・・・DHCP見つからないけどとりあえずもらえたIPでpingうって通ったからそれ使った系のメッセージ。

Determining IP infomation for eth0… PING xxx.xxx.xxx.xxx (xxx.xxx.xxx.xxx) from yyy.yyy.yyy.yyy eth0: 56(84) bytes of data.
— 中略 —
done. [ ok ]

で、この状態でインターネットにつなごうとしても
DNSがひけないエラー。

eucalyptusが何かやってるとしか思えないので
eucalyptus-cloud, cc, ncを全部停止してnetwork restart。
DHCPもDNSも正常に通った。

やっぱり。。。サーバは固定IPでしょうか。

ネットワークモードがちょっと複雑。
http://open.eucalyptus.com/wiki/EucalyptusNetworking_v1.5